今まで学力と読書の間には
一定の相関関係があることが分かっていました。
しかしあくまでも相関関係であり
・読書をすることで学力があがるのか
・学力が高いから読書をするのか
その因果関係がはっきりしていない状況でした。
今回紹介する
『「本の読み方」で学力は決まる』では
小中学生４万人のデータを解析した結果
・読書をすると学力が上がる
という因果関係を
ある程度はっきりさせたことが書かれています。
また国立大学法人お茶の水女子大学が
家庭の経済格差によって学力差が
開いてしまうという社会問題も
・子どもに本を読ませる
・子どもと一緒に図書館に行く
などすることによって
学力差が解消されるといったデータもそろいつつあります。
【調査研究の詳細】
平成３０年３月３０日
保護者に対する調査の結果と学力等との関係の
専門的な分析に関する調査研究
つまり様々なデータを見る限り
読書をすると学力が上がることは
ほぼ間違いなさそうです。
すると
次にこのような疑問がわいてきます。
・漫画は読書にふくまれるのか
・一日どれぐらい読書をすればよいのか
・電子書籍でも大丈夫なのか etc
そういった疑問をもし持っていただけたら
今回紹介した『「本の読み方」で学力は決まる』を
購入されてみてはいかがでしょうか。
学力と読書に関する疑問のそのほとんどが
解決できることでしょう。
