授業方針

ひとりひとりの自立性を育む

サイエンスデイズでは、理科実験を通して、一人ひとりの自立性を育むことを目指しています。

自分で読み取り、考え、判断し、行動する。その経験を毎週の授業のなかで重ね、将来、自分で考え、自分で決めて動ける大人になるための土台をつくりたいと考えています。そのために大切にしている取り組みは、大きくふたつあります。

説明書や手順書を読み、理解した内容を実行する

ひとつめは、受け取った説明書や手順書を読み、内容を正しく理解して、実際の行動につなげることです。何をするのか、どの道具をどう扱うのか。書かれた内容を読み取り、自分の作業で使っていきます。

年長クラスでは、先生と一緒に説明書を声に出して読むところから始めます。小学1〜3年生も、手順書を読みながら実験を進めます。読むことと手を動かすことを結びつけ、少しずつ実験の進め方を身につけていきます。

実験は楽しいものですが、道具や材料の扱いに注意が必要な場面もあります。使い方や注意点は先生が教え、安全な範囲で取り組むことを徹底しています。読み違いが危険につながりそうなときは、先生が作業を止め、「もう一度、正しく読み直しましょう」と声をかけます。

道具の使い方や注意点を教わり、説明書を読んで実験を進める練習を重ねたあとでも、「この解釈で合っている?」と先生に確認する子がいます。資料を読み直せば自分で判断できる場面では、「資料に書いてあるから、その通りに進めて」と返すこともあります。

先生がすぐに答えを渡さず、自分で読み取り、判断して行動する経験につなげるためです。子ども自身が考える時間をとり、その取り組みを支えます。

実験の条件を自分で考え、決める

ふたつめは、どのような実験をするか、その条件や進め方を自分で考え、決めることです。最初から実験の方向性をすべて決めるのは難しいので、まずは実験条件を考えるところから取り組みます。

低学年のうちは、手順書を読み、理解して進める型を身につけることを優先します。学年や取り組みに応じて、自分で決める範囲を広げていきます。5年生では、実験に使う材料の分量を自分で考える場面があります。

例えば、6年生の「割れにくいシャボン玉を作る」授業では、水と洗剤の分量をどのようなバランスにするか、洗濯のりを入れるかどうかを子ども自身が考えます。安全な範囲のなかで、先生が分量や組み合わせを指示するのではなく、自分の考えで決めて進めます。

実際に何が起きたのかをよく見て、なぜその結果になったのかを考える。予想と違った結果や、うまくいかなかった場面も振り返ります。先生は「なぜ?」「次はどうする?」と問いかけ、子ども自身が考える時間をとります。

選んだ条件と結果を振り返ることを、なぜその条件を選んだのか、自分の判断の理由を意識する経験にもつなげていきたいと考えています。

「楽しい!」から、考えるおもしろさへ

実験の「楽しい!」を、「なぜこうなるんだろう?」「もっと確かめてみたい」につなげたいと考えています。自分の手で試し、結果から理由を考えるなかで、科学の知識にふれ、考えることや分かることのおもしろさを味わってほしいと願っています。

実験で見たことや気づいたことを、自分の言葉で表す経験も重ねます。5・6年生や中学生では、研究した内容や結果、自分の考えをまとめ、人に伝えることにも取り組みます。

説明書を読んで実験を進め、結果と考えを相手に伝える。読むことや伝えることを実際に使う経験を重ねながら、説明書を読み取る力や、自分の考えを表現する力を育んでいきます。

「うちの子にできるかな」と感じた保護者の方へ

自分で読んだり、考えたり、決めたりする姿は、実験に取り組む経験を重ねながら、少しずつ育んでいくものです。入会の時点で、すべてができる必要はありません。

年長から通っていなければ身につかない、ということでもありません。「やってみたい」「始めてみよう」と思ったときが、その子のスタートです。どの学年からでも、説明書の読み方や道具の使い方、実験の進め方を練習しながら、自分でできることを増やしていきます。

慣れるまでに時間がかかることもあります。一人ひとりの歩みに合わせ、身についてきたことに応じて、自分で考えたり決めたりする機会を広げます。

少人数の授業で一人ひとりの様子を見て、疑問に応えながら、その取り組みを支えます。答えを先に渡さない分、子どもが自分で考えている時間を、そばで見守ります。

授業後には、その日の内容とお子さまの様子をLINEでお伝えし、ご家庭でも教室での取り組みを知っていただけるようにしています。

授業と教室の雰囲気をご覧ください

実際の授業での子どもたちの取り組みは、授業の記録でご覧いただけます。学年ごとの授業内容・人数・時間・料金は、各クラスのページでご案内しています。

無料体験では、保護者の方も授業を見学できます。実験の内容や先生の関わり方、教室の雰囲気をご覧いただき、お子さまが楽しんで続けられそうかを親子で話し合ってみてください。お問い合わせ・無料体験のお申し込みはこちらから受け付けています。

代表の経歴や講師歴は、代表プロフィール・教室紹介をご覧ください。