今回の実験について
2025年度の低学年クラスでは、2回にわたって果物電池の実験に取り組みました。1回目はレモンで電子オルゴールを鳴らす実験、2回目はりんご・ジャガイモ・大根など他の食材でも鳴るかを調べる実験です。
子どもたちの様子
1回目:レモンで電気を作る
まずは配線の練習から。豆電球を光らせる実験で、みのむしクリップの扱い方を確認していきました。「ここにつなぐの?」「あ、光った!」と、一つひとつ確かめながら作業を進めていました。
後半、いよいよレモンに銅板と亜鉛板を差し込み、電子オルゴールにつないでみます。前半で使った乾電池とは違い、音はとても小さい。それでも確かにメロディーが聞こえてきた瞬間、あちこちから「え、なんでこれで鳴るの?」という声が上がりました。目を丸くしてレモンを見つめる子、耳をオルゴールに近づけて何度も確認する子。「本当に鳴ってる…」と、信じられないという表情が印象的でした。
2回目:他の食材でも試してみる
2回目の授業では、レモン以外のもので電子オルゴールを鳴らせるか実験しました。用意したのは「りんご」「ジャガイモ」「大根」の3つです。
実験前に予想を聞いてみると、「りんごは絶対いける」「ジャガイモは…どうかな」「大根はさすがに無理でしょ」と、それぞれ考えを出し合っていました。特に大根については、「水っぽいだけだから」「色も白いし」と、鳴らないと予想する子が多かったです。
りんごは予想通り成功。ジャガイモも、小さいながらメロディーが聞こえました。そして大根。銅板と亜鉛板を差し込んで配線をつなぐと——鳴りました。
「えっ、大根でも鳴るの!?」
教室のあちこちで声が上がりました。予想が外れた子は特に驚いた様子で、何度も配線を確認したり、耳を近づけて聞き直したりしていました。
「次は何が鳴りそう?」
授業の後半では、「ほかに鳴らせそうなものは何か」を考えてもらいました。
「りんごが鳴ったなら、すいかはどうだろう」「大根がいけるなら、カブも大丈夫じゃない?」「じゃあ玉ねぎは?」「トマトは水分多いからいけそう」と、共通点を探しながら次々と予想を広げていきました。
今回、みのむしクリップ・電子オルゴール・銅板・亜鉛板をお渡ししています。ご家庭でも、冷蔵庫にある食材でぜひ試してみてください。
この実験の教育目的やカリキュラムの詳細は、「【授業レポート】レモンで電気ができる?果物電池で学ぶ「電気のふしぎ」|小学1年生の実験記録」をご覧ください。