ドライアイスの実験とは?
「ドライアイスの実験って、どんなことを学ぶの?」
ドライアイスの実験では、「冷たさ」を体で感じながら、目の前で起こる現象を観察し、それを絵や文章で記録することを学びます。
ドライアイスは、普段触れる氷とはまったく違います。触れた瞬間に「冷たい!」「痛い!」と声が出るほど。溶けても水にならず、白い煙のように消えていく様子も不思議です。
この実験では、そうした驚きを入り口にして、見たことを自分なりに表現する体験を大切にしています。
なぜドライアイスの実験を授業に取り入れているのか
ドライアイスが冷たいことは、知識としては知っている子も多いかもしれません。でも、実際に触れてみると、2秒も持たずに手を引っ込めてしまいます。
「本当に冷たいんだ」という実感は、体験して初めて生まれるものです。
サイエンスデイズでは、この実験を通じて自分で確かめてみるという姿勢を育てたいと考えています。教科書や動画で見るだけでは得られない、自分の手で触れた冷たさ、自分の目で見た白い煙。そうした体験が、科学への興味の入り口になります。
そしてもう一つ大切にしているのが、観察したことを記録に残すという作業です。見たこと、感じたことを絵や文章にすることで、「楽しかった」で終わらせず、自分の中に残る学びにしていきます。
この実験で経験できること
氷より冷たいって、どのくらい?
エタノールにドライアイスを入れて温度を測ると、マイナス70度近くまで下がります。触った瞬間に「痛い!」と手を引っ込めてしまうほどの冷たさを、数字でも確認できる体験です。
感覚と数値を結びつけることで、ドライアイスは水の氷とは比べものにならないほど冷たいということが、実感として残ります。
不思議な現象を観察する
ドライアイスに10円玉を差し込むと、カタカタと震え始めます。お湯に入れると、白い煙がモクモクと吹き出します。
子どもたちは「なんで?」「すごい!」と声を上げながら、食い入るように観察しています。
この実験で経験してほしいのは、見たことをそのまま記録するという作業です。「10円玉が震えた」「白い煙が出た」「マイナス70度だった」——起きたことを自分の言葉や絵で残していきます。
正解を書く必要はありません。「10円玉が寒くて震えてると思った」という感想でも構いません。自分なりに表現しようとすること、その体験自体を大切にしています。
「見て終わりにせず、観察結果として残す」——この経験が、今後の理科や学習全体の土台になっていきます。
学年別のアプローチ
園児クラス
園児クラスでは、まず「冷たい!」「すごい!」という感覚的な体験を大切にしています。
ドライアイスに少しだけ触れてみる。白い煙が出てくる様子を眺める。10円玉が震える音を聞く。五感をフルに使って、目の前の現象を味わいます。
10円玉が動き始めると、「動いてる!」「なんで?」と、見たままの驚きをそのまま言葉にしていました。
授業の最後には、見たことをイラストで描いてもらいます。「白い煙がモクモク出てきた」「10円玉がカタカタ動いた」——絵で表現することで、見たことを自分なりに整理する練習をしています。上手に描く必要はありません。何を見たか思い出しながら描くこと、それ自体が観察力を育てる一歩になります。
中学年クラス(小学3年生)
中学年クラスでは、園児クラスの内容に加えて、温度の測定や文章での記録にも挑戦します。
同じ10円玉の実験でも、「浮いたり落ちたりしている」「ずっと同じ動きじゃない」など、変化の様子に注目した観察が見られます。
エタノールにドライアイスを入れて温度を測ると、マイナス70度近くまで下がります。「だから2秒で痛くなったんだ」——数字で確認することで、体感した冷たさとデータがつながる瞬間が生まれます。
授業の最後には、イラストに加えて文章でも観察結果を記録してもらいます。何が起きたか、どう感じたかを言葉にすることで、体験を自分の中に残していきます。
日常生活とのつながり
ドライアイスは、アイスクリームの保冷や、舞台演出の白い煙など、身近なところでも使われています。
「スーパーでもらったドライアイス、触っちゃダメって言われたけど、こういうことだったんだ」——実験を通じて、普段の生活の中にある「なぜ?」に気づくきっかけになればと思っています。
実際の授業の様子
サイエンスデイズでは、この実験を継続的に実施しています。実際の授業風景や子どもたちの反応をご覧ください。
体験授業のご案内
「実際に体験してみたい」という方は、ぜひ体験授業にお越しください。お子さまの学年や興味に合わせて、最適なクラスをご案内します。
LINEをお使いでない方はお問い合わせページからもお申し込みいただけます。