今回の実験について
酸素の実験に続いて、もうひとつの重要な気体である二酸化炭素について、その存在の確かめ方から性質の理解、そして地球温暖化とのつながりまで、段階的に学んでいく。そんな授業の様子です。
子どもたちの様子
最初の授業では、石灰水を使って二酸化炭素を確かめる実験から始まりました。息を吹き込んだり、クエン酸と重曹を混ぜて発生させた気体を通したりすると、石灰水が白くにごります。
ただ、ここで面白い場面がありました。
白くにごった石灰水は、しばらくすると再び透明に戻っていくのですが、その変化を見逃してしまった子が「反応が起きない…」とつぶやいていたのです。
講師が「もう一度、最初からよく見てみようか」と声をかけると、今度は最初からじっと石灰水を観察していました。白くにごる瞬間をしっかり確認できたようで、納得した表情を見せていたのが印象的でした。
クエン酸と重曹を混ぜる実験では、混ぜた瞬間に勢いよく泡が出てくる様子に驚きの声が上がっていました。「こんなに出るの!?」と目を丸くしている子もいて、目に見えない気体が「作り出せる」ことを実感できた瞬間でした。
次の授業では、ペットボトルに水と二酸化炭素を入れて激しく振る実験に挑戦。振った直後、ペットボトルが急にベコッとへこんだとき、「え、何で?」という声があちこちから聞こえてきました。二酸化炭素が水に溶けるという性質を、目の前で起きる変化として捉えることができた場面です。
地球温暖化について考える
最後の授業では、車の排気ガスに二酸化炭素が含まれていることを確認したあと、地球温暖化について考える時間を設けました。「地球温暖化を防ぐにはどうすればいいと思う?」と問いかけると、「電気自動車を使えばいいんじゃない?」「海に溶かせばいいのでは?」といった意見が出てきました。
どちらも授業で学んだ内容をしっかり応用した、よく考えられた発想です。ただ、電気を作る過程で二酸化炭素が発生していたら?海に溶かしすぎると生き物に影響が出たら?そんな問いかけを通じて、ひとつの解決策が別の問題を引き起こすかもしれないという複雑さに触れることができました。
この実験について詳しく知りたい方へ
「二酸化炭素の実験では何を学ぶの?」「どんな力が育つの?」という疑問をお持ちの方は、こちらのページで詳しく解説しています。
二酸化炭素の実験|目に見えない気体の性質から地球環境をやさしく考える
浜松市の理科実験教室サイエンスデイズの二酸化炭素実験。石灰水での検出から性質の確認、地球温暖化への理解まで段階的に学びます。高学年向け体験型授業。
体験授業のご案内
サイエンスデイズでは、体験授業を随時受け付けています。実際の授業の雰囲気を体験してみませんか?
この実験の教育目的やカリキュラムの詳細は、「ドライアイスの実験|「冷たい!」から始まる観察と記録の体験」をご覧ください。