今回の実験について
2025年度の高学年クラスでは、2回に分けて酸素の実験に取り組みました。酸素の性質を確かめるところから、自分たちで酸素を発生させ、集める作業まで。時間をかけて、じっくりと向き合った授業の様子をご紹介します。
子どもたちの様子
最初に行ったのは、酸素がたっぷり入った容器に、火のついた線香を近づける実験です。
線香をそっと近づけた瞬間、「ぽんっ」という音とともに、炎が一気に勢いを増しました。教室のあちこちから「おー!」という声が上がり、「えっ、すごい!」「音が鳴った!」と、思わず声に出して驚く様子も見られました。
続いて挑戦したのは、二酸化マンガンとオキシドールを使って酸素を発生させ、水上置換法で集める作業です。
「見えないものをどうやって集めるの?」
そんな疑問を感じながら、最初は手探りで作業を進めていました。気体そのものは目に見えませんが、今回は水上置換法を用いているため、発生した酸素は泡となって現れます。
「酸素が発生してる!」「もうこんなに集まった!」と声を上げながら、試験管を水中に沈め、ゴム管から立ち上る泡をじっと見つめていました。
泡の様子を手がかりに、発生している酸素の多さに驚きつつも、こぼさないよう慎重に作業を続けていく姿が印象的でした。
うまくいかなかった場面から
特に苦戦していたのは、試験管を切り替える場面です。
1本目の試験管がいっぱいになり、2本目に移そうとしたとき、うっかり試験管を横にしてしまう子が何人かいました。せっかく集めた酸素が、すっと逃げてしまいます。
「あー……」と少し残念そうな表情を浮かべつつも、「次はゆっくりやってみよう」と気持ちを切り替えて再挑戦。2回目の授業では、試験管の向きに気をつけながら、より丁寧に作業を進める姿が見られました。
そして、集めた気体に線香を近づけ、「ぽんっ」と燃え上がった瞬間。「やった、ちゃんと酸素だった!」と、達成感のこもった声が聞こえてきました。
次回の授業について
次回からは、二酸化炭素の実験に取り組みます。酸素とはまた違った性質を持つ気体を、自分たちで発生させながら、少しずつ確かめていく予定です。
この実験について詳しく知りたい方へ
「酸素の実験では何を学ぶの?」「どんな力が育つの?」と感じた方は、こちらのページで詳しく解説しています。
体験授業のご案内
サイエンスデイズでは、体験授業を随時受け付けています。実際の授業の雰囲気を、ぜひ一度体験してみてください。
この実験の教育目的やカリキュラムの詳細は、「酸素の実験|「目に見えない気体」を扱う力を体験で学ぶ|浜松市の理科実験教室」をご覧ください。