アルコールランプの使い方を学ぶ授業とは?
「火を使う実験って、小学生でもできるの?」
サイエンスデイズでは、加熱実験の前に「アルコールランプの正しい使い方」を学ぶ授業を設けています。道具の扱い方を身につけるだけでなく、習ったことを自分の言葉でまとめ直す作業まで行います。
理科実験では、加熱が必要な場面がたくさんあります。ガスコンロという選択肢もありますが、一人ひとりが手元で実験を行う道具としては、小型で扱いやすいアルコールランプが適しています。
この授業では、燃料の入れ方、マッチの扱い方、火のつけ方・消し方といった基本を、2週にわたってじっくり学びます。
なぜこの授業を取り入れているのか
サイエンスデイズでは、さまざまな加熱実験を行っていきます。蛍石の実験、金属の融解、水溶液の蒸発など、火を使う場面は少なくありません。
そのたびに一から使い方を説明するのではなく、最初にしっかりと基本を身につけておくことで、実験そのものに集中できるようになります。
また、この授業では「こうしなさい」と手順を伝えるだけではありません。「なぜ燃料は8分目までなのか」「なぜ横から火をつけるのか」など、理由を理解したうえで手を動かすことを大切にしています。理由がわかれば、忘れにくくなりますし、応用もきくようになります。
この単元を2週に分けていることで、1回の体験で終わらせず、学びを確実に積み上げています。
1週目にアルコールランプの使い方をじっくり学び、2週目には内容を確認しながら説明書を書くことで、知識を「自分の言葉で説明できるレベル」まで落とし込みます。
この授業で育つ力
アルコールランプの授業には、道具の扱い方を覚えるだけではない学びがあります。
火を扱うという場面には、自然と緊張感が生まれます。ふざけていたら怪我をするかもしれない。その「心地よい緊張感」の中で、丁寧に手を動かす習慣と思考が身についていきます。
さらに、2週目には「自分で説明書を書く」作業を行います。習ったことをそのまま覚えているつもりでも、いざ言葉にしようとすると「あれ、どうだったかな」と手が止まる瞬間があります。そこが「まだあやふやなところ」です。
説明書を書くときには、「ほかの人にとって読みやすいもの」「次回以降、自分が困らないようにするための資料」という視点を持ってもらいます。相手の立場に立って書く経験が、作文を書く力や、物事を客観的に見る力につながっていきます。
なぜ今、「火を扱う」体験が必要なのか
アルコールランプは、かつては小学校の理科室でよく使われていた道具です。しかし近年は、安全面への配慮から扱う学校が少なくなってきました。
また、ご家庭でもIHコンロが普及したことで、そもそも「火」を間近で見たことがないという子どもが増えています。
だからこそ、サイエンスデイズでは火を扱う体験を大切にしています。
火は怖いもの、だから丁寧に扱う。その感覚を身につけておくことは、キャンプや災害時など、子どもたちの今後の生活の中できっと役に立つと考えています。
実際の授業の様子
ここまでお伝えした内容が、実際の教室ではどのように行われているのか。サイエンスデイズでは、アルコールランプの授業を継続的に実施しています。授業風景や子どもたちの反応をご覧ください。
体験授業のご案内
「実際に体験してみたい」という方は、ぜひ体験授業にお越しください。お子さまの学年や興味に合わせて、最適なクラスをご案内します。
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