今回の実験について
2025年度の高学年クラスでは、アルカリ性の液体を使って葉っぱの葉肉を溶かし、葉脈だけを取り出すしおりづくりに挑戦しました。
みかんの薄皮を溶かす実験で学んだ仕組みを葉っぱという新しい題材で応用した、液体の性質シリーズの締めくくりとなる授業です。
子どもたちの様子
この実験では、アルカリ性の液体を30分間加熱しながら温度を管理するという作業が続きます。
「まだ温度が上がらない」「これで大丈夫かな」と、何度も講師のところへ確認に来る場面がありました。
目標の温度になかなかたどり着かない時間が続いたこともありましたが、温度計を見ながら火加減を調整し続け、全員が加熱の工程をやりきりました。
加熱が進むにつれて液体がじわじわと黄色く変わっていきます。
みかんの実験で見たあの色の変化と同じです。「またこの色になってきた」と気づいた子もいたのではないでしょうか。
加熱を終えた葉っぱを歯ブラシでやさしくこすると、葉肉が少しずつはがれていきます。
それぞれが黙々と自分の作業に集中するなか、葉脈の細かな網目がくっきりと現れた瞬間、「おー!」という声が上がりました。
それぞれが別々に作業しているにもかかわらず、隣の子が顔を上げて様子を確認したり、「取れた?」と声をかけ合ったりする場面が続き、教室全体がその瞬間を共有しているような雰囲気になっていました。
葉肉がすっかりはがれ、葉脈だけが残った状態です。
30分間かけて温度を管理し続けた結果が、この細かな網目として現れました。
最後に台紙へ貼り付けて、しおりとして仕上げました。
手の中に残った葉脈のしおりが、この授業の締めくくりです。
この実験について詳しく知りたい方へ
「この実験では何を学ぶの?」「どんな力が育つの?」という疑問をお持ちの方は、こちらのページで詳しく解説しています。
→ 葉脈のしおりづくり|アルカリ性の力を「応用する」体験で学ぶ
体験授業のご案内
サイエンスデイズでは、体験授業を随時受け付けています。
実際の授業の雰囲気を体験してみませんか?
この実験の教育目的やカリキュラムの詳細は、「葉脈のしおりをつくる実験|酸性・アルカリ性の応用実験|浜松市の理科実験教室」をご覧ください。