今回の実験について
2025年度の高学年クラスでは、「液体の性質を調べる実験」に取り組みました。全3回のシリーズを通して、酸性・中性・アルカリ性という液体の性質を、さまざまな方法で調べていきました。
子どもたちの様子
紫キャベツの色素づくりからスタート
シリーズの初回は、紫キャベツから色素を抽出するところから始まりました。
酸性・中性・アルカリ性を見分けられることで知られる紫キャベツの色素ですが、実際に自分の手で抽出した経験のある子はほとんどいません。
できあがった色素液に酸性やアルカリ性の液体を加えると、くっきりと色が変わります。その変化を自分の目で確かめながら、液体の性質による違いを体感していきました。
酸性とアルカリ性を混ぜてみる
2回目の授業では、酸性の液体にアルカリ性の液体を少しずつ加えたり、その逆を試したりしました。
赤や青だった色素液が、液を加えるにつれて緑に近づいていく様子が見られました。これが、酸性とアルカリ性が打ち消し合う「中和反応」です。
あわせて、紫キャベツの色とpHの関係も確認しました。目で見た色の変化と、数値としてのpHの変化がしっかり一致していることを、データとして確かめることができました。
BTB溶液とリトマス試験紙
3回目の授業では、紫キャベツ以外の試薬にも挑戦しました。
BTB溶液は黄色・緑色・青色に変わり、リトマス試験紙は赤・青の二色で判別します。同じ「液体の性質を調べる」という目的でも、使う道具によって見え方や判断の仕方が変わることを、実際に手を動かしながら体験しました。
紫キャベツの色素、BTB溶液、リトマス試験紙と、複数のアプローチで繰り返し確かめたことで、酸性・中性・アルカリ性という考え方そのものが、より確かなものとして残ったのではないかと思います。
次回の授業について
次回の授業では、ここまでの内容を応用して、缶詰のミカンの作り方を体験していきます。「缶詰のミカンはなぜ薄皮がないのか?」という身近な疑問の答えも、酸性・アルカリ性の性質と深く関わっています。理科の知識が日常の食べ物の裏側とつながる瞬間を、一緒に体験していきます。
この実験について詳しく知りたい方へ
「液体の性質を調べる実験では何を学ぶの?」「どんな力が育つの?」という疑問をお持ちの方は、こちらのページで詳しく解説しています。
液体の性質の実験|紫キャベツ・BTB・中和反応で学ぶ探究の授業|浜松市の理科実験教室
浜松市の理科実験教室サイエンスデイズでは、紫キャベツの色素・BTB溶液・中和反応を通じて酸性・アルカリ性を体験で学びます。色が変わる瞬間の驚きが、科学的に考える力の入口になります。
体験授業のご案内
サイエンスデイズでは、体験授業を随時受け付けています。実際の授業の雰囲気を体験してみませんか?
この実験の教育目的やカリキュラムの詳細は、「液体の性質の実験|紫キャベツ・BTB・中和反応で学ぶ探究の授業|浜松市の理科実験教室」をご覧ください。