今回の実験について
2025年度の高学年クラスでは、酸性・アルカリ性の性質を応用して、みかんの薄皮を溶かす実験を行いました。
酸性の液体で細胞をほぐし、アルカリ性の液体で溶かすという2段階の工程に、自分たちの手で取り組んだ授業の様子をお伝えします。
子どもたちの様子
授業の冒頭、アルカリ性の液体の中でみかんをゆっくりとかき混ぜていくと、液体がじわじわと黄色に変わっていきました。
「なんで液体の色が変わるの?」と不思議そうに容器を持ち上げ、底から覗き込む子もいました。
みかんの成分が溶け出していることを目で確認できる瞬間で、その後は誰もが静かに容器を見つめながら、ゆっくりと撹拌を続けていました。
薄皮が少しずつ溶けていく様子は、最初はほとんど変化がわからないほどゆっくりでした。
それでも、時間が経つにつれてみかんの表面がつるりとした質感に変わっていく様子が見えてくると、「あ、変わってきてる」と隣の子に声をかける場面もありました。グループで顔を寄せ合いながら、同じ容器をじっと眺める時間が続きました。
うまくいかなかった場面から
撹拌を勢いよく行ってしまったグループでは、みかん全体がボロボロに崩れてしまいました。 薄皮だけでなく果肉まで液体の影響を受けた形です。
「やりすぎた」と苦笑いしながらも、「じゃあゆっくりやったらどうなるんだろう」と隣のグループの様子と見比べていました。
うまくいったグループとそうでないグループの結果が並ぶことで、撹拌のスピードが仕上がりに影響することを自然と確かめる場面になりました。 最終的には、ボロボロになってしまったグループも「次はゆっくりやってみたい」と話しており、失敗が次への関心につながっていました。
この実験について詳しく知りたい方へ
「この実験では何を学ぶの?」「どんな力が育つの?」という疑問をお持ちの方は、こちらのページで詳しく解説しています。
缶詰のみかんはなぜ薄皮がないの?|酸性・アルカリ性で確かめる実験|浜松市サイエンスデイズ
浜松市の理科実験教室サイエンスデイズで、みかんの薄皮を酸性・アルカリ性の液体で溶かす実験を体験できます。缶詰のみかんに薄皮がない理由を、高学年向け応用実験で確かめます。
体験授業のご案内
サイエンスデイズでは、体験授業を随時受け付けています。
実際の授業の雰囲気を体験してみませんか?
この実験の教育目的やカリキュラムの詳細は、「缶詰のみかんはなぜ薄皮がないの?|酸性・アルカリ性で確かめる実験|浜松市サイエンスデイズ」をご覧ください。