eランド2025 Special Edition 参加レポート|ブラックライトで光るスライムが大人気!科学実験教室の記録

目次

イベントの概要と開催情報

eランド2025 Special Editionとは?ファミリー向け体験イベントの魅力

メインステージ横に掲げられたeランド2025の横断幕(開場前の様子)
eランド2025の横断幕(開場前の様子)

2025年5月17日(土)・18日(日)に浜松市で開催された「eランド2025 Special Edition」は、子育て世代を対象とした体験型のイベントです。音楽・運動・英語・科学など、多彩な習い事やテーマを一度に体験できる場として、例年多くの家族連れでにぎわいます。

特に今回は、住宅フェスティバルとの同時開催ということもあり、プリキュアやアンパンマンのショー、キッチンカーなども登場し、“遊びながら学べる”休日の特別な体験空間となりました。

参加費が無料であることもあり、浜松市内外からの来場者が多数訪れ、子どもたちの「やってみたい!」があふれる熱気に包まれた2日間でした。

サイエンスデイズの出展ブースについて

科学イベントの準備を真剣に手伝う理科実験教室の子どもたち
科学イベントの準備を真剣に手伝う理科実験教室の子どもたち

私たちサイエンスデイズは、eランド2025 Special Editionにて科学実験教室ブースを出展しました。テーマは「ブラックライトで光るスライムをつくろう!」。身近な材料で不思議な現象を体験できる内容を用意しました。

小さなお子さまでも安心して楽しめるよう、スタッフがサポートしながら、科学の楽しさにふれるきっかけをつくることを目指しました。

特にブラックライトで光る瞬間は、どの子どもも目を輝かせて見つめており、科学への興味をぐっと引き出すことができたように感じます。

開催日時・場所・参加費・主催情報まとめ

  • イベント名: eランド2025 Special Edition
  • 開催日: 2025年5月17日(土)・18日(日)
  • 時間: 10:00〜16:00
  • 会場: 浜松市総合産業展示館 第2展示場(静岡県浜松市東区流通元町20-2)
  • 参加費: 入場・体験ともに無料
  • 主催: 株式会社セイエンプランニング
  • 主幹: 情報誌『eらっこ』編集部
  • 同時開催イベント: ろうきん浜名会主催「住宅フェスティバル」

「光るスライム」ってどんな実験?

ブラックライトで光る秘密とは?

ブラックライトで照らされ緑色に光るスライムと子どもの手元

今回の実験は、「ブラックライトで光るスライム」をつくる体験です。

スライムにブラックライトを当てると、スライムが緑色に光る不思議な現象を観察できます。

この光のしくみには、「蛍光」という現象が関係しています。ブラックライトが放つ紫外線に反応して、スライムに混ぜた蛍光成分が光を放つのです。

詳しくは、下記の特集ページをご覧ください

👉 ブラックライトって何?光る理由をやさしく解説

「なぜ光るのか?」を知ることで、ただの楽しい体験が“学び”に変わります。

科学的なしくみへの理解が、子どもたちの好奇心をさらに深めていくきっかけになります。

使った材料と安全なつくり方の紹介

今回の体験では、家庭でも手に入りやすく、安全に扱える材料を使って、ブラックライトで光るスライムを作りました。

スライムを固めるのに使ったのは、少量・低濃度の「ホウ砂水」。安全性に配慮しつつ、しっかり化学変化を体験できるよう工夫しています。

当日はスタッフが手順をサポートしながら進行し、科学が初めての子どもたちでも安心して楽しめる内容になりました。

単に「作って終わり」ではなく、“光るって面白い!”という気づきや感動につながるよう設計されたプログラムです。

理科の視点で見るスライム実験のねらい

スライムを作る過程や、光る現象の背景には、実はたくさんの理科的なエッセンスが詰まっています。

  • 化学反応:液体だった洗濯のりがスライム状になるのは、「高分子の架橋反応」という化学変化によるものです。
  • 物質の性質:スライムは“流れるけれどつかめる”という特徴を持つ、非ニュートン流体の一例です。
  • 光と物質の関係:ブラックライトに含まれる紫外線が、スライムに含まれる蛍光成分と反応して光るという、物理的な現象です。

これらは小学校〜中学校で学ぶ理科の単元とも深く関わっており、子どもたちにとって“学ぶ意味”を体験で感じられるテーマでもあります。

「なんで光るの?」「どうして固まるの?」といった素朴な疑問を持つことこそが、理科への第一歩。

今回の実験は、楽しみながら“考えるきっかけ”を育てることを目的として設計しました。

当日の様子をレポート!

子どもたちの反応や笑顔があふれた2日間

会場では、スライムが光った瞬間に「うわ〜!」「なんで!?」という歓声があがり、科学の“ふしぎ”に出会ったときの驚きや喜びが、何度も広がっていました。

普段の生活ではなかなか触れられない“光る現象”を、自分の手で体験することで、多くの子どもたちが目を輝かせて取り組んでいました。

実験の中盤には、「もう一回やりたい!」と話す子や、自分でブラックライトをスライムに照らしながら色の変化を確かめる子など、それぞれが主体的に関わる様子が印象的でした。

スタッフの補助のもと、未就学児も安心して参加でき、科学が初めての子どもたちにも“成功体験”として残るよう設計されていた点も、多くの保護者から好評でした。

写真でふりかえる会場の様子

ここでは、イベント当日の様子を写真でふりかえってみましょう。

スライム作りの水分量を調整する来場者と、それを手伝う理科実験教室の児童
スライムで使用する水の分量を調整しているところ
科学実験に挑戦する未就学児をサポートする理科実験教室の子ども
洗濯のりで準備で苦戦中

アンケート結果と参加者レビュー

満足度・評価のまとめ(★の平均など)

イベント終了後、参加者の保護者の皆さまにアンケートのご協力をいただきました。

「体験全体の満足度」について5段階評価で尋ねたところ、以下のような結果となりました。

評価(★)回答数
★★★☆☆1件
★★★★☆1件
★★★★★7件

▶︎ 平均評価:4.67 / 5.0(全9件)

※本イベントでは、約200名近くのお子さまがスライムづくりを体験しました。

アンケートはその中の一部の保護者の方にご協力いただいたものであり、

参加者全体の人数とアンケート回答数は一致していません。

少数のご回答ではありますが、

いずれも率直かつ温かい声ばかりでした。

自由記述から見えた「良かったこと」

アンケートでは、「良かった点」や「お子さまの様子」について自由にお答えいただきました。以下は、掲載許可をいただいた内容の一部抜粋です:

  • 「光ったときの反応が良く、楽しそうにしていた。」(ぴっちゃさん)
  • 「年長さんには難しい。スライムづくりまでは楽しそうにしていた。」(つかささん)
  • 「ライトを不思議そうに見ていました。」(しゅんやのママさん)
  • 「スライム作りは何度かやっているので、初めての方との活動でもスムーズに行え、成長を感じました。ありがとうございました。」(T.Sさん)
  • 「自分でスライム作れて楽しそうでした。」(匿名希望さん)

子どもたちの集中力や反応の良さ、楽しそうな表情が、どのコメントにも共通して見られました。

「難しいかなと思ったけど、思ったよりちゃんとできていた」といった発見型の肯定的な声も印象的でした。

参加したい方も、企画したい方も、こちらからどうぞ

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