文科系トークラジオLifeを聞いていつも勉強させていただいております

 文科系トークラジオLifeを聞いて,いつも勉強させていただいております.2か月に1回となってしまって,残念である一方で,知識的な消化率はちょうどよくなりました.

 さて,今回の法則された「失われた時間を求めて~ワークとライフのはざまで~」Part8(外伝2)」の放送を聞いて,今後こどもたちに求められる資質のひとつが,計画性や忍耐性であり,その理想と現実困難性について整理することができました.もし余裕があれば,書籍マシュマロテストを読んでいただくと,理解が深まるかもしれません.

理系と文系の両立は可能か? その2【教育のことを考える その4】

 そもそもどうして論理力が必要とされているのでしょうか?そのことをまとめる前に,自然言語と人工言語について説明をします.

 自然言語とは,私たちが使っている日本語であったり英語であったり,言葉のほとんどがそれに当たります.一方,人工言語は数字や記号やプログラミング言語がそれに当たります.

 ここでのポイントは,この2つの言語を見比べると,普段私たちが使っている自然言語が,人工言語に比べて,非常にあいまいな言語であることです.ここでいうあいまいとは,ひとつの単語から2つ以上の意味が読み取れてしまうことを指します.わかりやすいのは「これ・あれ」などの言葉でしょうか.

 さて,私たちが普段使っている言葉は,そのようなあいまいな自然言語であるにもかかわらず,他人との会話が成り立っているのはどうしてでしょうか.つまり,2つも3つにも意味が取れてしまうような言語を使っているのにもかかわらず,会話が成り立つのはどうしてでしょうか.よくよく考えると不思議なことです.

 その不思議な現象を解決してくるのが,今回のテーマである論理力となります.広辞苑によると論理とは「思考の形式・法則.また,思考の法則的なつながり.」と書かれています.その広辞苑の言葉を借りるならば,話し手は,あいまいな言語の形式や法則を無意識的に考えながら,聞き手に話しかけます.また聞き手は,話し手の文脈のつながりを読み取り,その意図を理解する.このように意思疎通ができるのも,論理力があるからだといえます.

 もう少し簡単にするために,小学校低学年の国語の問題を例に考えてみましょう.

問題
「ア,お水 イ,買った ウ,で エ お店 オ を」
アからオまでの単語を並び替えて,意味の通じる文章にしましょう.

と出題されたら
「お店でお水を買った」
と私たちは無意識的に文章にすることができます.これは,一見無意味な言葉の羅列でも,言語の形式や法則,つまり論理力を使って,意味がある文章にすることができたということです.

 さて,ここで論理力がどうして必要なのかについてまとめると,結論としては「他者との意思疎通のため論理力が必要.」とすることができます.本来であれば,それほどたいしたことのない結論ですが,現在問題となっているのは,他者の中にAI,つまり人工知能が入ってきたことです.

 論理力がなくても,日本人同士なら察してくれることは多々あります.ですが,AI相手に察しの文化を期待するのは原理的に難しい.なぜならば,AIは自然言語ではなく人工言語で動いているから.つまりAIを相手にするときは,今まで以上に論理力を身につけなくては,相手にすらされないことになります.それは,今後の未来において致命傷であるといえます.

 では,そんな論理力を鍛えるためにはどうすればよいのでしょうか.それはまた次回まとめさせていただきます.

理系と文系の両立は可能か? その1【教育のことを考える その3】

 本日,静岡市にある静岡県教育会館にて行われた,出口汪先生の講演会に参加してきました.出口先生というと,小学校から大学入試まで,広い年齢層で国語の問題集を出されており,さらに先生が出されている教材は,全国で300以上の学校で,1000以上の学習塾で採用されているそうです.
 
 さて,そんな先生が講演で語ったのは,現在の国語教育の問題点と,真の論理力を子どもたちに身に着けるためにはどうすればよいのか.といったテーマでした.(以下に,先生が仰っていたことをまとめていきます.しかし,先生が意図したものとは異なっている内容である可能性があります.あらかじめご了承ください.興味のあるかたは先生の講演会に参加されることをお勧めします.)

 まず現在の国語教育の問題点について話されていたことを簡単にまとめてみます.2020年度からセンター試験が廃止となり,大学入試方法が変わることは皆さんご存知かと思います.制度の変更に伴い,新しい入試制度の国語の問題が公開されました.その公開された問題を,現在の大学生に解かせてみたところ,ほとんど解くことができなかったとのことです.

 では,問題が難しくなっているかといえばそうではなく,単純に問題形式が異なっているだけで,それほど難しい問題ではなかったようです.この事実から出口先生は,今までの学生が習ってきた国語教育は,センター試験や大学入試に特化した教育であり,真の論理力が身につく教育ではなかった,と推測されていました.

 では真の論理力とは一体どんな論理力なのでしょうか?またその論理力を身に着けるためにはどうすればよいのでしょうか?そのことについては,また後日まとめさせていただきます.

望遠鏡の選び方【今知っておきたい科学 その1】

 

 ちょうど1か月ほど前,天体に関する講演会みたいなものに講師として参加させていただきました.2時間ぐらいの会でしたが,前半1時間は他の先生が星座についてお話をされ,その後,望遠鏡の選び方について説明をさせていただきました.

 具体的には,倍率だけで望遠鏡を選ぶのではなく,見える視野の広さ,集光力にも注意してほしいといった内容です.

 最近は,アマゾンをはじめ,ヤフーオークション,メルカリなど,安く望遠鏡を購入できる機会が増加しております.その一方で,購入した望遠鏡で上手に天体を見ることができず,1,2回で倉庫の奥に眠らせてしまうといったことも少なくないようです.

 どうしてそのような悲しい結果になってしまうのか? おそらくですが,ほとんどのケースにおいて,倍率と値段だけで選んでしまっているからです.

 例えば下の2つの写真を見比べてみましょう.

狭い範囲しか見えない
狭い範囲しか見えない

広い範囲で見える
広い範囲が見える

同じ北極星周りの写真ですが,一方が見える範囲が狭く,一方が広いのがわかります.これが視野の広さです.

 さらに下の2つの写真を見比べてみましょう.

暗い星が見えない
星が見えない

暗い星も見える
たくさん星が見える

ともに同じ星空の写真ですが,見えている星の数が違うのがわかるでしょうか.これが望遠鏡の集光力,つまり弱い光でも見ることができるかどうかです.

 このように同じ倍率であっても,見える視野の広さや,集光力の違いによって,同じ天体を見ていても感動の幅が違います.

 ではどのような望遠鏡を選べばいいのでしょうか? 初めて望遠鏡の購入を考えている方なら,ビクセンというメーカーの望遠鏡を購入すれば,間違いありません.ただ値段は1万円強ぐらいと少し高めではあります.それでも,安物をつかまされてがっかりするよりは,しっかりとした望遠鏡を購入することをお勧めします.

 日に日に寒くなってきていますが,冬は明るい星も多く天体観測に向いている時期でもあります.今回のことを機会にしっかりとした望遠鏡の購入を検討されてみてはいかがでしょうか.

大根の収穫時期? 【楽しい農業作業 その3】

大根の収穫時期?

 朝の冷え込みが日に日に強くなってきて,寒さに負けそうな今日この頃です.寒さに挫折しかかっている中,大根はすくすくと大きくなって,そろそろ収穫時期が近そうな感じがします.
 
 そう思って,わくわく手元の資料を調べてみたところ,そもそも大根は成長すると,地面から見えるようになるらしいです.一方で,畑の大根はまだ地面から顔をのぞかせてはいません.ということは,まだ成長途中ということなのかな?それとも成長が止まっているのかな… なんだか急に不安になってきました.

それと,場所によって大根が発芽したり,しなかったりと,大きな差があるのも気がかりです.詳しい方がいたら教えてもらいたいです.

大根の発芽率がいまいち

 さて,大根が無事に収穫できたとして,次は何を育てましょうか.何を育てるにせよ,春先からの作業になるみたいですから,しばらく畑作業はお休みとなりそうです.その間に,育てたいものを見つけておかなくては!